これで周りに一歩差をつける!成績が上がる参考書の使い方まとめ

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Dr.KITAMI

北見 顕介/KensukeKitami このコンテンツでは、現役の歯科医師ができるだけ専門用語を使わずに、わかりやすい言葉を使って解説しています。
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参考書の使い方と書きましたが、それは参考書を本番に活かすということです なぜかというと参考書をやりきるということが目的になってしまうからです。

参考書は買った後本番で書いてあることをアウトプットできて初めて効果があります。僕も購入したのはいいけれど、書いてあることを活かしきれずに、沢山の参考書代を無駄にした経験があります。

また国家試験に臨む受験生は、最初に何をしていいかわからず間違った順番で勉強を開始してしまいがちです。

順番を間違えず、参考書を本番で使えるかどうか。勝負は購入する前から決まっているのです。今回は参考書を購入する前と後に分けて、購入したときのやる気をそのまま維持できるような方法を解説していきます。

【購入前】あなただけに合った参考書をまず選ぶ

歯科医師国家試験、歯科衛生士国家試験を乗り切るために参考書は必ず購入します。そのとき必ず守ることは、あなただけにあった参考書を選ぶということと、最寄りの書店で選ぶということです。もしこれを怠ると、参考書を買ったことで満足してしまい一度も使われないまま国家試験が終わる‥なんてこともあり得ます。

個人に合った勉強法があるのと同じように、参考書もその勉強スタイルに合った物を選ばなければなりません。沢山の参考書の中で、まずはあなたに一番あった参考書で国家試験の勉強をスタートさせてください。

最寄りの書店で選ぶメリットとして以下の2つのメリットがあります。

買う前に最初の数ページ読んでから購入する

買ってからその参考書を使わなくなる理由の一つに、思ったよりその参考書が難しくわかりにくかったということがあります。問題演習にたどり着く前にわかりずらい文章が並んでいたり、”やっと問題にたどり着いても解説が分かりにくく進めることができない”などの状況に陥ってしまいがちです。

このような状況をまず回避するには、書店で数ページ開いて読んでしまい、おおよその内容を把握してしまうのです。そのとき注視する点としては

  • 目次を見て自分の苦手、わかっていない部分が的確に書かれているのか
  • 項目ごとに問題演習はあるのか
  • 解説を読んで、あなたが理解できる内容で書かれているのか

などを事前に見てしまいましょう。そうすることで、雰囲気がつかめ途中で挫折するようなことを避けることができます。そのような確信がないうちに購入はしない方が良いです。

何もわからない本を手にし、知らない情報を1から分かりにくい解説で理解することはかなりの労力がいります

雰囲気をつかんでおくことで、そのハードルは大幅に下がるのです。

本を見ただけで、学習計画が立てれるか判断する

書店で中身をある程度把握したら、その場でおおよその学習計画を立ててしまいましょう。

例えば、中身の問題数が把握できれば1日の進むことができる数もおおよそ把握できます。”イラストが多ければ、サクサク進むことができるので、1日10ページを続け1ヶ月で終わらせられるなどです。

そこで、無理なプランになってしまう場合は他の参考書を選ぶなどの選択肢もでてくるのもメリットです。なんの計画も立てていない参考書をいきなり取り掛かると、時間がかかり無理なプランを立てがちになってしまい挫折に繋がりかねません。

買う前に図書館や、友達に一度借りてみる

歯科大学には、必ず図書館があります。国家試験の日にちが近くなってくると貸し出しされていることも多いですが、歯科の参考書は高いので購入する前に一度、図書館でその本に目を通しておくことをお勧めします。これは、書店にわざわざ行くよりも手っ取り早い方法です。

可能であれば、友達が使っている参考書を一度借りて解いてみましょう。僕の経験上5日から1週間程度解いてみて、続けることができ、尚かつ理解できる内容であれば自分で購入しても大抵は後悔しない可能性が高いです。

また、「友達に返さなくてはいけないというタイムリミットが参考書を最初に開いて読み始めるというハードルを下げてくれることも有効です。

参考書を”ネットで購入”は要注意

ネットで購入することが一般化している現在、服などをネットで購入し「思っていたものと違った」などの経験はないでしょうか?ネットで中身を見ることができない参考書も同じで、見た目やタイトルに流されて安易にネットで購入しないようにしましょう。

もし購入するのであれば、すで中身を把握して購入が決定している本を購入するようにしましょう。

最初に購入する参考書のポイントとして、文章がやたら多く解説が見にくい参考書は避けましょう。最初に読み込むには、理解が難しい場合があります。

歯科はどうしても視覚的に見ることで理解が知識として定着します。そして、それは実際に中身を見てみなければわからないので参考にしてみてください。 

最初からたくさんの参考書、過去問を購入しないようにする

勉強をしていく前にたくさんの参考書を見ると、全て購入したくなってしまうことがあります。しかし、一度に沢山の本に手をつけてしまうと、一冊あたりの本の効果が弱くなってしまい中途半端な知識になるのがオチです。

参考書一冊の情報量は膨大です。たくさんの参考書を購入するなら、1冊をボロボロになるまで利用しましょう。例えば歯科医師国家試験の過去問集はたくさんの会社がそれぞれ違った解説の仕方で出版しています。

似たような問題はその問題の解説をしっかり理解して応用がきけば、ある程度解くことができるのです

限られた時間の中で合格するためにもし参考書を購入するならば、この本は”演習問題を解いていてわからない箇所の確認”、”この本はメインに暗記をしていく本”など目的を絞って購入することを心掛けましょう。

国家試験で必要な参考書は3パターンだけ

歯科医師国家試験、歯科衛生士国家試験に必要な参考書は3パターンだけです。また、それぞれの参考書はたくさん持つ必要はありません。特に以下に紹介する2,3の参考書は1種類のみ持つようにしましょう。

  1. わからないときに調べるだけの参考書
  2. それぞれの教科の単元とその解説+それに関する問題の組み合わせの参考書
  3. 問題がメイン+解説の形式の参考書

次の項からこれらの参考書について、購入後に参考書を最後までやりきり国家試験に活かす方法を解説していきます。

【購入後】参考書を最後までやりきる方法

今度は購入後に参考書を最後までやりきる方法です。これまで話してきた、方法で参考書を選んだら、そのモチベーションをそのまま購入後も保っていくことが目標です。

教科書をいきなり読み続けると国家試験に落ちる?

上で解説した1の、わからないときに調べるだけの参考書についてです。この参考書は、問題が中に含まれていないので(含まれていても少数)問題を解いていてわからないときだけに開いて読む参考書です。教科書などもこれにあたります。

解説自体は他の2,3の参考書よりもかなり詳しく、理解を深めるために読み込むことはとても良いことです。特に、現在の歯科医師国家試験は教科書の隅に書いてあるような一文が出ることもありますので、最終的な点数の底上げに繋がってきます。

しかし、このタイプの参考書は大きな落とし穴があります。隅から隅まで全て覚えるには多大な労力と時間がかかるのです。その結果勉強の挫折に繋がりやすい傾向があります。

  • 隅から隅まで、読み込むには時期を選んで行うようにする。(歯科医師国家試験を受ける受験生は6年の春までと決める)
  • 最初から、全ての教科をこのタイプの参考書を読み込んで完璧にするのは不可能ではないがかなりの労力と時間がかかる。
  • ダラダラ読みになりがちなので時間を区切る。

ということに注意して勉強するようにしましょう。また焦って読むことにならないための対処法として、普段の定期テストの勉強のときにできるだけ読み込んでおくことをオススメします。

当たり前ですが国家試験2〜3ヶ月前にこれらの参考書を1から読み始めるなんてことは絶対にしてはいけません。国家試験本番の点数に直結しずらいからです。

僕が考えるに、歯学生が余裕をもってしっかり読み込めるリミットは6年生の春が限界だと思っています。そこからは、間違えた問題を調べるため教科書や参考書を開き、ページを選んで読むようにしましょう。

また、これらの参考書を本として、全て持ち歩くことは大変なので、あなたが”これは覚えたい!”と思った部分だけをコピーして抜き出し、自分のノートに貼ってしてしまうのも一つの方法です。

それぞれの教科の単元とその解説+関連問題の参考書

このタイプの参考書は、しっかりと教科別に分かれていて過去問などの問題集の理解をさらに深めるためのものになります。あやふやな知識に肉付けをして、類似問題を解き頭に定着させていくイメージです。

大手の予備校からまとめノートのような形でいくつかの種類が発刊されています。

特に基礎系、衛生は、教科書の説明ではわかりにくいものがまとめて書かれていたりするので、そういった点ではとても使い勝手が良い参考書だと思います。手をつける時期としては、割と序盤で手をつけ、メインで覚えていく参考書の一つです。

今の国家試験を突破するには7〜8割は理解しておきたいところですが、このタイプの参考書を最後まで使っていくためのポイントを以下に解説していきます。

まずは見やすく色分けから

この手の参考書は、単元ごとに参考書がわかれている場合がほとんどです。しかし、毎回目的のページを調べて目次を開き、何枚もページをめくるのはとても面倒です。対処法として良く使われるのが付箋です。付箋に教科や単元の名前を書き込み、閉じた状態で目的のページにすぐ飛ばしていくようにしましょう。

些細なことですが、理解を深めるための無駄な労力を減らすことが、参考書を本番で活かすポイントです。

参考書は1週してからが始まり

このタイプの参考書は何度も読み返して理解することで、初めて点数に初めて結びつきます。どうせ何周もするとわかっていながら一周目でしっかり読み込んで挫折するくらいなら、最初の敷居はある程度低くてもOKです

まずは参考書の中にある太字の部分、重要とわかる部分だけをまずは読み理解します。間違っても最初から全てを暗記しようとはしないでください。国家試験の勉強でどんな問題が出題されているのか知るためにまず過去問を解くことと一緒です。これは、その教科、単元の大体の全体像をつかむことが目的です。

全体像がつかめた後だと、1週目より敷居が下がりストレスなく覚えることができるので、結果的に良いことの方が多いと思います。

苦手な単元”リスト”を作る

参考書を読み始めている内に、一週目から必ず自分の苦手な単元がわかってくるはずです。あなたの感覚で「この部分は覚えにくいなー」というところです。この部分は他の単元よりも、回数を増やして読み進め、より理解しないくてはいけないところです。この部分を常に把握しておくために、まずは”苦手リスト”を作っておきましょう。

こうすることで後から参考書読み返す場合、優先的に読み進めなければならない箇所が一目でわかります。苦手な単元や問題ばかりが書かれているメモは持っているのも嫌ですが‥。

ただ、国家試験に合格するためには、領域で点数が取れないと足を引っ張ることになるので、弱点である単元をできるかぎり減らす努力をすることが大切です。

苦手リストは何度見ても良い

先ほど解説したこのリストは、あなたが優先的に読み進めなければならない箇所と書きました。当然理解が乏しい部分なので、調べることも多ければ、復習する回数も多い箇所です。

あなたがもし、上で解説した1の参考書で調べて、覚えるべきと思った部分は、コピーして切り抜き、手書きでメモなどの方法で苦手な単元のページの空いてる箇所に貼り付けてまとめてしまいましょう

参考書の所々に苦手まとめノートを作るのです。こうすることで、頭の中が整理され苦手な箇所が知識としてさらに定着していきます。

国家試験は記述問題ではない

国家試験問題は5肢選択式問題(選択肢が与えられて、それを解答者が選ぶ)で出題されます。したがって、記述問題で出題される勉強法と違って”一言一句丸暗記”をするような覚え方はしないようにしましょう。

但し、例外も中にはあります。特に衛生問題の中には法律など、単語まで暗記していないと解くことができない問題が多いので、それらは最初の1週目で確認しておきましょう。

問題がメイン+解説の形式の参考書

このタイプの参考書は歯科の国家試験では過去問集になります。過去問集は主に大手の予備校が出版していますが、先ほど解説した通り、中身を購入前に確認してから一つのシリーズを選び一式を購入しましょう。

過去問はどのシリーズも共通なので、なるべくあなたが読んだときに理解しやすいもの。また、できるだけ解説が詳しいものを選択するようにしましょう。解くたびに見るものなので、それだけで理解度の差がうまれてきます。

また過去問を解く上で意識しておかなくてはいけないことは、過去問は問題の傾向を知ることができますが、同じ問題は二度と出ない。ということです。したがって問題のそれぞれの解説を(間違った問題は特に)なぜその選択肢になるのかを理解して解いていきましょう。

逆に言えば”それさえわかれば、何度も解く必要がないということです。

過去問の解き方をより詳しく知りたい方は、知らないでは済まされない?過去問を最大限活かす使い方で解説していますので是非参考にしてみてください。

まとめ

「国家試験の基本は教科書です」といわれますが、それが自分にとって一番わかりやすく、あなたに合った参考書とは限りません。かも歯科の本はどれも厚く、限られた時間の中で全てを100%覚えてるなんてことは不可能なのです

僕は歯科の参考書に関して、購入する本の内容「約60%」を”覚えられる”  “覚える価値がある”と思えれば購入しても良いと考えています。あなたにとって、その本の覚える価値がそれ以下か挫折がみえるのであれば、購入する価値はないでしょう。

国家試験を乗り切るために多くの本はいりません。自分にとってベストだと思う一つの柱となる本をなるべく早い時期に見つけましょう。もしそこに書いていない情報があり、自分が必要だと思った情報は綺麗にまとめて付箋などで書き込めば良いのです。

参考書の特徴をしっかり理解して、買い方を選ぶことで、知識が定着します。また知識が定着するということは、知識の基礎ができている箇所にまた新たな知識が加わり理解が深まります。

一本の基礎となる太い幹に、枝分かれした木のイメージです。そうなって初めて参考書を最大限に生かすことができ、本番で力を発揮できます。

今回は以上です。

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