忘れる人は必見!?覚えた知識を忘れないための7つの方法

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あなたは、問題集を解き終わった後ページをさかのぼってみると勉強したはずの問題や語句が全く覚えていない」経験はありませんか?その理由として

  • しっかりと順序立てて覚えていない
  • 覚え方を工夫しながら問題を解いていない

ことをしていないからです。なにも考えず問題を解いていては後々、成績に雲泥の差が生まれてきます。

あなたもこの記事を読んで、”覚えたことを忘れない”ための裏技を活かした勉強法を今日からスタートさせてください。

復習するタイミングを知る

ドイツの心理学者、ヘルマン・エビングハウスは一度覚えたものでも、時間が経てば忘れてしまうとして、忘却曲線を発表しました。

図はこのサイトから出典しています

これによると、一度覚えたことは、24時間後に(1日後)には70〜80%忘れてしまうとされます。逆を言えばそれまでに復習をすれば忘れるスピードが遅くなると言われています。

僕の経験上、1ヶ月に4回復習すれば覚えたことの70%は覚えていると考えています。復習のタイミングは以下を見てください。

  1. 1回目の復習 ⇨覚えた日の就寝前 一時間後に必ず復習をしてから寝るのがポイント
  2.  2回目の復習    ⇨翌日
  3.  3回目の復習    ⇨2回目の復習から一週間以内
  4.  4回目の復習 ⇨3回目の復習から二週間後

覚えたことを急激に忘れ始める1時間後に「記憶を整理させ、定着させる」ための睡眠をします。

また3回目の復習をできるだけ時間が経過しないうちにしてしまいましょう。特に一週間以内に必ずするように心掛けましょう。

教えてもらうよりも勉強になること

復習の手段として、一緒に勉強している人にあなたが勉強したことを友達に教えることもかなり効果的です。人に教えるという行為は次のようなメリットがあります。

  • 今もっている知識の確認
  • 知らずに覚えた知識の復習
  • 実は理解していなかった部分を見つけるきっかけになる

誰かに教えるという行為は教えられる側よりも、教える側の方が勉強になっていることを頭にいれておきましょう。

”最も知識に定着する方法”第1位は?

人の記憶は、理解しようとしたときの行動により定着率に差がうまれます。個人差はありますが、どの行動が知識として定着しやすいかを必ず知っておきましょう。

  1. 人に教える(80%)
  2. 体験する(60%)
  3. 話し合って覚える(40%)
  4. 聞く+見る(30%)
  5. 見て覚える(15%)
  6. 聞いて覚える (10%)

ここでも教えることが第1位ですね。理解しようともせず、講義を聞いているだけではほぼ意味がないことがわかります。歯科の場合、臨床実習などを通して”国家試験で狙われやすいような問題を実際に体験できる機会”があるので、サボらずにそのとき必ず覚える努力をしましょう。

理解しながら勉強をする

試験勉強をしていくうえでとても大切なことがあります。それは内容をただ覚えようとするのではなく理解しているかを一つ一つ確認しながら進む習慣をつけることです。わかりにくい人は、「なぜそうなるのか」ということをしっかり考えて次の問題に進んでいきましょう。

例えば、う蝕活動性試験にRDテストというものがあります。RDテストはレサズリン(Resazurin)という薬を使って唾液から菌の数を調べるテストです。(レサズリン  ディスク=RDの略)

このようにちょっとした語句でも、なぜそのようになるのか?という様な理屈をつけて必ず覚えるようにすることから始めてみましょう。

特に近年の国試は、理解しないまま覚えた気になっていると得点できない問題がたくさんあるので注意してください。

あなたがいつもやっていて、全く意味のないものとは?

学校であなたが必ずとっているノート。ノートのとり方も注意しないと全く意味がありません。授業によっては気付いたら黒板やスライドの内容を全て写経していることも少なくないのです。

ただ写経するだけでは上の定着率ランキングで確認してもわかるように、見て覚えることと同じく無駄な体力を使っていることになります。

  • 講師の先生が大切だと言っている箇所
  • あなたが大切だと思う箇所
  • 授業のまとめと思われる部分

のみをメモする程度にしましょう。そして、先程説明したタイミングを意識して必ず復習するようにしましょう。

間違っても”講師が言っていることを全てノートに書く”ことはやってはいけません。綺麗にまとめて書いていたら大事な部分を聞き逃したり、理解する作業が追いつかなくなってしまいます。

ここでは授業の内容をノートに写経することと、メモをとることの違いをしっかり区別することが必要です。

すぐに調べることができる環境作り

勉強をしていて調べものがでたときに、その場に資料がなければ調べることができません。後で調べようとメモしていても結局忘れてしまいます。かと言って本などの資料はとてもかさばってしまい常に持ち歩くには非常に不便です。

この場合の解決方法を以下に解説していきます。

1日数時間は図書館で勉強する時間をもうける

図書館はわからないことをすぐに調べることができ、勉強の集中を妨げる音が少ないので効率良く勉強をすることができるので勉強する場所としてはオススメです。

ただし、調べたい言葉や語句がでてくるたびに席を立って本を探すことはとても面倒です。それを避けるためにあなたが今勉強している教科の使うであろう本、資料を数冊あらかじめ選び近くに置いておきましょう。

こうすることで「本を図書館で借りて持ち歩く」という労力を使うことなく、すぐに調べることもできます。また、勉強をしながら使っているうちに自分に合った資料を選別することもできます。

本で知らべるより手っ取り早い方法

本で索引のページを開く作業ですら毎回のこととなるとストレスになるものです。そんな時は、その場で知識のある友達に聞いてしまう方が手っ取り早いことがあります。そのためには勉強をしているグループ内で、自分より知識があり成績が上の人と勉強をする方があなたにとってのメリットが高くなります

ここで注意点としては、教えてもらった情報に確証がない場合もあるので少しでも不安であれば「情報を鵜呑みにせず後で調べる」などの作業が必要です。

本よりも軽く、情報が正確なもの

図書館に居なくとも正確な情報を得ることができ、尚且つ持ち運びが苦にならず調べものをすることができる方法があります。それは”電子辞書”です。現在では歯科の教材、辞書などが収録されている電子辞書も発売されています。

これは国家試験が終わっても一生使うことができますし、購入する価値はあると考えています。もし興味があるなら検討をしてみてはいかがでしょうか?

覚えたことはすぐにアウトプット

覚えた知識をそのままにしていてもただ忘れていくだけです。これは、過去問などでひたすらアウトプットをする癖をつける必要があります。僕はある程度知識がついた後はアウトプットをすればするほど良いと思っています。

これはあなたが英会話を勉強し始めたばかりの状態で外国人と話す時、身振り手振りを行い頑張って話す行動と一緒です。そうすることで、知識が定着していない部分が明確になり実感できます。

もし、新しい問題に出会うことができない場合は

  • 先輩の年の全国模試の問題を譲ってもらう
  • あなたが受ける国家試験以前の模試の問題をネットで購入してしまう

などの方法もあります。新しい問題に出会い解くことができなかった場合「どうすべきだったか」を考えるきっかけになり新たなインプットに繋がります。

もし効率よくこれらの問題集が進まない場合は誰も知らない勉強を効率よくしていく方法7選の記事を参考にしてみてください。

 オン、オフの切り替えをはっきりさせる

世界でも必ず祝日があるように、休みの日はとても大切です。人は同じ物事を何時間もやり続けることはできません。特に試験の日が迫ってくると休みを削ろうとする心理に陥りますがこれは逆効果です。

一定期間の勉強量は増えますが、国家試験の勉強は長期戦です。トータルの勉強量、定着率の差がうまれていきてしまうからです。週に一度は休みを多めにとり、一日の中でも必ずリラックスできる時間帯をつくりましょう。その日は軽い復習程度にとどめておきます。

また「自分の好きなこと」、「ストレスが発散できること」をなるべく行うようにしましょう。ストレスが発散できると満足感が得られることができ次の日からの勉強に集中することができます。

僕は国家試験勉強の期間中、その日の就寝前に決まった時間シャワーではなく、湯船に必ず浸かってリラックスしていました。あなたも自分なりのリラックスできる方法を見つけてみてください。

 

まとめ

今回はあなたが勉強をしていくうえでできるだけ記憶に定着させるための工夫を解説してきましたがいかがだったでしょうか?全て分かっているようで、意外とできていないことが多かったと思います。

国家試験の勉強は些細なことを工夫することで、今よりも必ず楽に乗り切ることができます。一見同じように勉強していても、記憶が定着する方法を知りそれを実践するだけで必ず差うまれるはずです。

もしできていないものがあればすぐに実践してみてください。最終的にその行動が成績に少しでも繋がれば幸いです。

では今回は以上です。

 

 

 

 

 

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